「この世界の片隅に」を支援する呉・広島の会

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当会の目的・活動

　「この世界の片隅に」の原作は、広島市出身の漫画家こうの史代さんが2007（平成19）年1月から2009（平成21）年1月にかけて連載した漫画作品です。
　昭和19年に18才で広島市江波から呉市へ嫁いだ女性すずが戦争激しくなるなか毎日を工夫して営む様子を、「マイマイ新子と千年の魔法」で昭和30年代の山口県防府市に暮らすこどもたちを生き生きと描いた片渕須直監督が、優しく丁寧な演出で新たな魅力をもった映画作品として創り出そうとしています。

　私たちは、戦後・被爆70周年を迎えた時代に製作･上映されようとしている呉・広島を代表するアニメーション映画「この世界の片隅に」（2016年公開予定）を、その舞台である地元から支援していく趣旨で、当会を立ち上げました。主な活動としては、「この世界の片隅に」を地元でよく知っていただくために、ポスター・チラシの配付、企画展・講演会等の開催、前売券販売の取り扱いなどを行うことにしています。

　戦争体験者は亡くなっていき、続く世代はそれを受け継ぎ自分のこととして考え伝える必要に迫られている今、片渕監督は、数年間にわたり戦前・戦中の呉と広島（江波、中島本町など）の街について真摯な取材を続けて来られました。こうの史代さんが生み出した愛すべき人物たちがまぎれもなくこの街で生きていた姿を描き出すことに挑んでおられます。映画の中に蘇る街並み、そこで営まれる人々の物語は、必ずや私たちの思いや行動を支える力となるでしょう。

　「この世界の片隅に」という“たからもの”のような物語をよく知っていただき、多くの方に関わっていただけるよう、地元において普及に努めてまいります。

（2015年6月3日 平和公園レストハウスで行なった発会式で公表した趣意書から掲載しています）

組織

代表

• 大年　健二　（NPO法人くれ街復活ビジョン代表理事／ヤマトギャラリー零、石段の家）

事務局長

• 友川　千寿美　（シネマ・キャラバンV.A.G）

世話人

• 堂下　大地　（NPO法人くれ街復活ビジョン／ヤマトギャラリー零、石段の家）
• 中村　誠　　（NPO法人くれ街復活ビジョン／ヤマトギャラリー零、石段の家）
• 上元　新一郎　（NPO法人呉サポートセンターくれシェンド理事、大和ミュージアム事務局長）
• 松浦　妙子　（NPO法人広島アニメーションシティ理事）
• 久保　直子　（比治山大学短期大学部 美術科講師）
• くぼひでき　（児童文学作家）
• 中川　幹朗　（ヒロシマ・フィールドワーク実行委員会）
• 隆杉　純子　（ポップラ・ペアレンツ・クラブ）
• 渡邉　祐司　（ポップラ・ペアレンツ・クラブ）
• 横谷　友紀　（ポップラ・ペアレンツ・クラブ）
• 飯田　眞三　（街角探検家）
• 中川　巧　　（江波を伝える会）
• 高尾　暢子

協力

• 広島フィルム・コミッション
• 呉地域フィルムコミッション

連絡先

〒732-0802　広島市南区大州1-7-2　シネマキャラバンV.A.G内
　　　　「この世界の片隅に」を支援する呉・広島の会事務局
　　TEL 082-285-8165　（受付時間：10〜17時　※定休日：土・日・祝）
〒737-0046　呉市中通3-3-17　「ヤマトギャラリー零」内
　　　　NPO法人くれ街復活ビジョン事務局
　　TEL 0823-36-3902　（受付時間：10〜17時　※定休日：火曜）

お問い合わせ

当会についてのお問い合わせはメールにてお願いいたします。
　　メールアドレス：kure_hiroshima［あっとまーく］shien.konosekai.info
　　※［あっとまーく］を半角@に変更してください。